世界には、さまざまな国と言葉があります。「こんにちは」という言葉をいろいろな国の言葉で聞くプログラムを作り、いっしょに世界の言葉を体験してみましょう。
- 作るものをイメージする(目標を決める)
- プログラム作成のポイント
- 拡張機能「翻訳」の使い方
- 「翻訳」のブロックパレット
- 拡張機能「音声」の使い方
- 選んだ国の言葉でしゃべる仕組み
- 選んだ国の言葉を表示する仕組み
- サンプルプログラム
作るものをイメージする(目標を決める)
今回は、日本語の「こんにちは」をいろいろな国の言葉で聞くプログラムを作りたいと思います。日本語から、いろいろな国の言葉へ変える方法は、拡張機能の「翻訳」を使います。また翻訳された言葉をしゃべる方法は、拡張機能の「音声合成」を使います。では一緒にプログラムを考えてみましょう!
- 「こんにちは」を選んだ国の言葉へ翻訳し、翻訳した言葉を「ねこ」が表示する
- 「こんにちは」を翻訳した言葉でしゃべる
世界には、多くの国があり、その国々でいろいろな言葉が使われています。私たちも日本という国で、日本語というもの言葉を使っているのです。
プログラム作成のポイント
拡張機能「翻訳」の使い方
「翻訳」を使うときは、拡張機能から追加します。
「翻訳」のブロックパレット
ブロックパレット「翻訳」の使い方は、翻訳したい言葉を「にんにちは」のところに入力し、翻訳したい国の言葉をリストから選びます。
拡張機能「音声」の使い方
拡張機能「音声」の使い方は、「1から10まで英語で数えてみよう」で説明してますので確認してください。
選んだ国の言葉でしゃべる仕組み
翻訳する言葉は、国旗を選ぶことで、その国の言葉へ翻訳するようにします。。
例えば、アメリカの国旗が押された場合です。
- 「こんにちは」を「英語」に翻訳します
- 「ねこ」のスプライトに翻訳した言葉を表示するようにイベントを送ります
- しゃべる言葉を「英語」にします。ここで、翻訳した言葉としゃべる言葉を合わせる必要があります。合ってないと、しゃべってくれません。
- 最後に翻訳した言葉をしゃべります
その他の国旗も同じ仕組みになります。国旗ごとに翻訳する「国の言葉」を変えれば良いです。翻訳する言葉としゃべる言葉の種類を合わせることに注意してくださいね!
選んだ国の言葉を表示する仕組み
国旗が押されたとき、「ねこ」のスプライトに翻訳した言葉を表示するようにイベントを送ってますので、「ねこ」のスプライトにイベントを受け取ったときの仕組みを追加します。
これは簡単で、翻訳した言葉を言うのみです。
イベントの使い方を覚えると、いろいろと複雑なプログラミングが作れるようになりますよ!
サンプルプログラム
作成したプログラムを公開してます。画像をクリックするとスクラッチのホームページに移動し、動かしたり、中身を見ることができます。試してみてください。
翻訳する言葉を変えたりして、色々な国や言葉を体験してみてください。