都道府県を当てるゲーム

スクラッチのプログラムを学びながら、都道府県を覚えられるように作成しました。都道府県は、地方ごとに分かれてますので、身近な地域から少しづつ覚えて貰えればと思います。

作るものをイメージする（目標を決める）

今回は、全国の都道府県をクイズ感覚でおぼえるプログラムを作りたいと思います。ねこが言ったと都道府県を地図上でクリックして当て、全問正解するまで終わりませんゲームです。一度で全国の48都道府県を当てるのは大変なので、地方毎（北海道地方、東北地方、関東地方、中部地方、近畿地方、中国地方、四国地方、九州沖縄地方）とプログラムを分けたいと思います。今回も音声付で作成しますので、スクラッチの拡張機能「音声合成」が解らない場合は「１から10までの英語を数えてみよう」を参照してください。

プログラムの作成ポイント

今回説明として関東地方を例に作成したいと思います。他の地方も同じ仕組みで作れるので、まず１つプログラミングしてみましょう。

地図を準備する

出題された都道府県を地図でクリックして回答するので「地図」のスプライトを準備します。地図を手描きするのは大変なので、インターネットから白地図（フリー素材）をダウンロードして利用します。

地図をクリックして回答する方法

次に地図をクリックして回答する方法を考えます。

一番簡単な仕組みは、スプライトを都道府県毎に分けてしまうことです。でも、それではおもしろくないので、今回は色を使ってクリックした都道府県を判別したいと思います。

色を調べるために、ブロックパレット「調べる」の「〇色に触れた」を利用します。

あと地図も色を付けます。色を付ける方法は、Windowsアプリのペイントで各都道府県を色塗りしました。

マウスをクリックした場所の色を調べる方法

次に考えたことは、どうやってマウスのクリックした場所の色を調べる方法です。いろいろな種類のブロックパレットを探しましたが無かったので、スプライトとプロックパレットを組み合わせて作ることにしました。

1. 色を調べるためにスプライト「オレンジ」を追加する
2. スプライトの「オレンジ」は、小さくし非表示にします。
3. スプライトの「オレンジ」は、マウスクリックした場所へ移動し、何色の県をクリックしたかを調べる

スプライト「オレンジ」の仕組みは、このような感じになります。

全問正解まで終わらない仕組み

緑の旗が押された時に、「問題リスト」の内容を設定します。

そして、スプライト「ねこ」の仕組みは、このような感じになります。

サンプルプログラム

作成したプログラムを公開してます。画像をクリックするとスクラッチのホームページに移動し、動かしたり、中身を見ることができます。試してみてください。