- 作るものをイメージする(目標を決める)
- プログラムの作成ポイント
- 日本語と英単語の表示を変える方法
- 英単語の発音方法
- 英単語の表示と発音の仕組み
- サンプルプログラム
作るものをイメージする(目標を決める)
今回は、1月から12月までの英単語と発音が、おぼえるプログラムを作りたいと思います。英単語は、日本語をクリックすると表示し、同時に英単語も発音するようにします。英単語の発音は、スクラッチの拡張機能「音声合成」を使いますので、全く解らない場合は「1から10までの英語を数えてみよう」を参照してください。
- 日本語(1月から12月)をクリックしたら英単語を表示する
- 表示された英単語を発音する
1月から12月までの英単語は、テストでよく出るので完ぺきに覚えよう!
プログラムの作成ポイント
「ねこ」のスプライトは、初めのセリフを言うだけです。今回は、日本語(1月から12月)のスプライトに色々とプログラミングします。
日本語と英単語の表示を変える方法
いろいろな方法があると思いますが、今回は、スプライトのコスチュームを変えることで「日本語」と「英単語」を表示する方法にします。
![](https://stream.it-com.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/コスチューム-1-1024x537.jpg)
どうして、文字「1月」のまわりが水色塗りしているのか解りますか?水色を塗ってない場合を試すと気付くと思いますが、黒い文字の部分を正確にクリックしないと動かないのです。少し文字から離れた場所をクリックしても動くように「水色を塗りしている」部分をクリック判定として拡張してます。2月から12月も同じように水色を塗りしてます。
![](https://stream.it-com.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/コスチューム-2-1024x537.jpg)
英単語の発音方法
単純にプログラミングするなら、音声合成のブロックパレットに「(January)としゃべる」となります。
![](https://stream.it-com.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/image-13.png)
この方法でも良いのですが、もう少しカッコ良いプログラミングを考えたいと思います。
ブロックパレットの種類「見た目」にある「コスチュームの(番号)(名前)」を使います。今回は、コスチュームの名前を利用したいので「番号」から「名前」へ変更します。
![](https://stream.it-com.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/ブロックパレット-コスチューム名前.jpg)
これを音声合成のブロックパレットと組み合わせて使います。
![](https://stream.it-com.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/ブロックパレット-音声合成とコスチューム名前.jpg)
これで表示されているコスチュームの名前をしゃべるようになりました。
あとはコスチュームの名前も、しゃべらせる英単語にすればOKです。
![](https://stream.it-com.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/コスチューム-英単語名-1024x696.jpg)
このように、少しのアイデアでカッコ良いプログラムが作れるようになります。皆さんもプログラムを作る前に、何か良いアイデアないかなぁ~と考える習慣を身につけましょう!
英単語の表示と発音の仕組み
![](https://stream.it-com.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/05/フローチャート.jpg)
今回は英単語の表示と発音が準備できれば、あとは簡単です。「1月から12月」のスプライトで、コスチュームの変更と、コスチュームの名前を音声合成でしゃべるのみです。
1月から12月まで同じブロックパレットの並びなので、1月で作ったプログラミング内容を複製し、他のスプライト(2月や3月など)へ貼り付ければ簡単です。
サンプルプログラム
でわ皆さんも自分なりのアイデアを見つけ、プログラミングを楽しんでください。